四国八十八カ所完全巡拝2016



江戸時代の巡礼ブームの中で起こり、現在でも年間10万人以上が巡礼していると言われている四国八十八箇所。札所は四国中に点在し、その道のりは1200kmにも及びます。
江戸時代には死に装束である白衣を着た修行僧や信仰心のある巡礼者が命と時間をかけて徒歩で巡礼していましたが、交通機関の発達に伴って現在では信仰目的だけでなく観光や癒しなどのために巡礼する遍路も増えています。
特に1990年代後半からはお遍路ブームということでその人数は増加。そんなお遍路ブーム黎明期に放送された一つの番組がありました。その番組の名は水曜どうでしょう
北海道の一ローカルテレビ局が製作したその番組は、放送終了後15年近く経った今でも多くのどうバカ(どうでしょうファン)を集めるほどの人気番組として知られています。

さて、私も御多分に漏れずどうバカな上に旅行も四国も寺もうどんも大好き。当然どうでしょうの中で放送された企画の一つである「四国八十八カ所完全巡拝」に憧れてたわけですが、そうは言っても車で5日間かかるような旅をそうそう簡単に実行できません。ましてやお遍路には様々な危険が付き物。どうでしょうでも崖っぷちの道やパンク、霊障などのトラブルが起きており、到底素人にできる旅ではないのではないか…と思っていた時に見つけたのは打首獄門同好会「88」お遍路ドキュメント
この打首獄門同好会、メンバーがどうバカだったために四国八十八カ所の寺の名前を延々歌う曲を作り、そのPVを録るために5日間で八十八カ所巡ることに成功しています。
「なら素人でもできるんじゃないのか」と思い、お遍路行きてえなあ…うどん食いてえなあ…とずっとぼやいてたら「俺と組んでお遍路せん?」と天の声が降りてきました。
天の声の主はいつもお世話になってる能年玲奈ことかいなん氏。彼もどうバカの一人かつお金のない学生なので車に乗って参拝をほとんどせずに短期間で88寺全部回るどうでしょう方式を採ることで合意。行く前に調べてみたんですが、まともに参拝してたら車で行っても10万円以上かかるらしいです。お遍路って結構金かかるのね…


準備編


スケジュール
今回は1番霊山寺から順に88番大窪寺まで順に回る順打ちでお遍路を行います。どうでしょうで言うと1回目・2回目と同じ経路。
高速遍路をした経験がなく、せっかくだから観光もしようということで3月4日から10日分スケジュールを確保。また、毎日宿に泊まると宿泊費がかかるので基本は車中泊で行くことに決定。切れるところはバッサリ切って全体で3万円以内を目指します。
ちなみにこの計画、後から到底無理なものだったと思い知らされます。
遍路用品
今回の遍路では納経などは行わないので見た目重視で白衣と菅笠のみ用意。お遍路用品は事前に仏具店で買った方が安いらしいですが、近所に仏具店がないので現地で購入することに。
霊山寺の近くで買うと若干割高ですが初心者ならこっちの方が分かりやすいので乗っておきます。

今回使用する車はお馴染のかいなんカーN-ONE。二人なので軽でも安心、というか軽じゃないと崖から剥がれて谷底に落ちます。
充電設備付き、テーブル付き(ダッシュボード)、夜行バス並みに倒れるリクライニングシート搭載の優れモノ。人の家の車なのに謎の安心感。



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