2016年3月5日
勝浦からおはよーございます。時刻は6時を過ぎたところ。さわやかな朝です。
さわやかじゃないのは目覚め。
昨日の夜は夜行バスより快適だと思ったN-Oneですが、朝4時頃に猛烈な寒さで目が覚めて車内の気温を保てないという致命的な欠点に気付きました。
身の危険を感じるレベルで寒かったのでありったけの衣類を被ってましたが、うつらうつらしながらも全然寝れず。冷静に考えたら暖房切ったまま冬の外に止めた車の車内の気温なんて窓閉まってようが外気と同じぐらいまで下がるわけですから、ほとんど野宿したのと変わりません。死。
能年氏に至っては一睡もできなかったらしいのでこれからの長距離運転への不安が募ります。果たして無事に高知までたどり着けるのでしょうか!?本日は20番からスタート!
6:48二十番、鶴林寺
二十一番、太龍寺へはロープウェイで上がります。10分で山麓から山を越えて寺の前まで連れて行ってくれる文明の賜物。
早朝なので貸切で出発です。
絶景の国。空気が澄んでる日は山の向こうに和歌山方面も見えるらしいです。
ロープウェイの下は原生林とゴツゴツの岩山が延々続いてますが、途中ニホンオオカミやら弘法大師の像が岩の上に点在してます。ていうかどうやってあの像持って行ったんだ。
リアル空海もこの岩山に登って修行してたわけで。しかも当時オオカミがウロウロしてた時代に。
今でもオオカミぐらい居そうですけどね。見つかってないだけで山奥には生息してそう。
7:38二十一番、太龍寺
でっけぇ~
8:35二十二番、平等寺
9:10二十三番、薬王寺
次の二十四番最御崎寺は室戸岬の先端。海沿いを走って高知県に突入。
う~~みよ~~~~俺の海よ~~~~~きれ~~~~~~~~
途中歩き遍路の方もいましたが、この23番~24番の区間を歩くと3日掛るらしいです。死にます。
室戸岬が近づくと怪しげな像が現れました。能年さんが死にそうなので小休止。
室戸青年太子像。めちゃくちゃでかいです。台座含めて21m。何もない海沿いの道に唐突に現れます。
台座の中にステンドグラスの胎蔵界曼陀羅が祀られてます。めちゃくちゃ妖しげな雰囲気だけどハマるかも~。
機会ががあればもう一回行ってみたい。
うみだー、てけてん(それぐらいしか言うことがない)
メインはこっちの御厨人窟。
弘法大師が修行して虚空蔵求聞持法を修得したという洞窟。いわゆる求聞持の能力。
最近までは中に入れたらしいですが、いつの間にか崩落の危険があるため立ち入り禁止になってました。
残したい“日本の音風景100選”に選ばれてるそうですが、このまま崩れていくのか…
空海はこの中でマジで虚空蔵菩薩の真言を100万回唱えたらしい。
洞内から外を見ると空と海しか見えなかったことから「空海」の名を付けたそうです。それこそ最も澄みわたる空と海。
11:47二十四番、最御崎寺
やっと室戸岬の先っぽまで来ました。
12:08二十五番、津照寺
室戸の集落の中にある寺。近くのスーパーで補給してから再び北上して地道に高知を目指します。
12:39二十六番、金剛頂寺
無限に海です。飽きた。
能年さんは眠すぎて何言っても反応しなくなりました。めちゃくちゃ怖かったです。
13:33二十七番、神峯寺
14:48二十八番、大日寺
いよいよ高知市が近づいてきました。運転手は死にそうです。
15:19二十九番、国分寺
15:40三十番、善楽寺
16:14三十一番、竹林寺
16:37三十二番、禅師峰寺
17:01三十三番、雪蹊寺
17:19三十四番、種間寺
これにて2日目終了です。
ちなみに午後に入ってからコメントがほぼないのは、当日の自分のツイート見ても何も呟いてなかったからです。当時私も半分寝ながら巡ってたようです。
実際どんなんだったかあんまり記憶がありません。
高知駅前のビジネスホテルにin。値段の割に客室が広くて綺麗でありがたいです。大浴場もよかったし。
近くのガストでこの旅一番の贅沢な飯を食べてさっさと寝て終了。高知で一泊!