名古屋道央紀行

2017年2月12日
旅の本編はここから。今日はいよいよ北海道へ向かいます。
にしても今朝も車の上には雪、路面は凍結とかなりの寒波。



前から乗ってみたかったゆとりーとライン。ようやく乗る機会が回ってきました。
駅のパッと見は小さな新交通みたいな印象。



小幡緑地~大曽根間の専用軌道は全線高架で下から走行音を聞くと完全に高速道路。
ちなみにバスの路線自体は一般道に繋がってるので定時性はいまいち。寒過ぎて専用軌道も凍結してます。

・小幡緑地→大曽根 8:57 名古屋ガイドウェイバス 大曽根行き

最初はしてたけど途中駅で割と乗ってきてそこそこ混雑。
JRの乗り継ぎがギリギリだったのでダッシュしたら電車がちょっと遅れててギリギリセーフ。

・大曽根→名古屋 クモハ211 5016 9:16 普通 名古屋行き



なんとか時間に余裕が出来たので次のミュースカイのミューチケット購入。
待ってる間に新色パノラマカーが入線。プラレでしか見たことなかったけど意外と似合ってます。これもいつか乗ってみたい。



・名古屋→中部国際空港 2161 9:50 特急ミュースカイ 中部国際空港行  8A

乗ってみたかった私鉄特急第二弾。当然ながらでかい荷物持った外国人だらけで国際特急っぽい。



民家の軒先を120kmでかっ飛ばして中部空港へ。本当に狭いところを駆け抜けるので割とビビります。しかも前面展望付き。
でもデビューから10年以上経ってるとは思えないぐらい車内は綺麗で静かで快適。

常滑を過ぎるとBGMが流れて空港が見えてきます。なかなかのフライト日和な晴れで良い感じ。



空港駅に到着。もう駅の雰囲気からして空港っぽくてワクワク。
左右で国内線と国際線が分かれてるターミナルへの連絡通路も大きな表示で動く歩道が分かれてて分かりやすいです。



チェックインしてターミナル見学。
思ったよりターミナル自体は広くないです。千歳の方がずっと広いレベル。
フードコートもあって手軽にご飯が食べれるのも嬉しいです。



展望デッキへ。国内線ターミナルには小さい飛行機が並んでます。奥の赤いのはエアアジアジャパンのJA02DJ。先月就航の無期限延期が決定したからもうダメなんですかね?



フィンエアーのA330が飛来。後ろの雪山は鈴鹿山脈。割と麓の方まで積雪があるので北国っぽいです。まだ名古屋なのに。



初めて見たアントノフ。めちゃくちゃでかい。



羽田とは違って国内線は737以下ばっかりで微妙。そんなことを思ってたら、この後乗る-700が飛来。



ベトナムのA321が立て続けに離陸。まずハノイ行き。



続いてホーチミン行き。1日2本しかないベトナム航空の便がまとめて離陸するんですね。



ルフトハンザのA340を撮って撤収。A340って初めて撮ったかも。



フードコートでチキンケバブ丼。普通に美味いです。京大でもケバブ食べたことあるけど割とお気に入り。



ということで保安検査抜けて搭乗。ロビーも中韓台湾人だらけで国内線とは思えない雰囲気。さすが北海道便。

・中部国際空港→旭川空港 JA02AN 12:25 NH325便 旭川空港行き 17K

元ゴールドジェットの737-700。意外にも機内はガラガラで隣2席は空席。
てかこの機材10年ぐらい前に千歳で見てるな…



12:33に離陸して5分ちょっとで弥富市上空。朝は晴れてたけど雲が既に常滑のすぐ北まで流れ込んでて景色は微妙。
可児で高山線と交差するころには下界はちょっとずつ雪景色に。



12:49、穂高岳。アルプスの山々も完全に雪の中。



12:50、松本市方面。市街地は積雪はない模様。左側の大町市付近からうっすら白くなってます。



白馬あたりからは完全に厚い雲の上になり一面の雲海に。
同時にさらに上昇して高度41000ftまで上がり、濃い青色の空の中を津軽海峡まで飛行。1万m越えの空は本当に美しい。

13:07に粟島上空を通過したのを確認した以外は一切どこを飛んでいるのか分からないまま。
名古屋から旭川までのフライト時間は1時間45分(実質1時間半ほど)。さすがに東の方なのでそこそこ時間がかかります。



1万mを割ると多少気流が悪くなり、千歳に向かうジェット機をはるか下に見降ろしながら降下。
雲を抜けるとそこは既に富良野付近でした。本当に北の国からの世界でした。
低空飛行で美瑛をかすめてゆっくり降下し、14:02に着陸。



バスまで時間があったので展望デッキへ。一応解放されてたけど床がガチガチに凍結してて撤退。これから先の行程に不安しかありません。



ターミナルの玄関に設置された温度計は-1℃を表示。気温は思ったほど低くないし積雪量も言うほど多くない。

・旭川空港→旭川駅前 14:40 旭川電気軌道 77番線 旭川市内行き



旭川駅。駅周辺の歩道はちゃんと除雪されてるので歩行には全く問題ありません。
駅前はビルが立ち並んでてそこそこ都会。数年前に駅も高架化されたので普通に大都市っぽい。



駅の反対側に抜けてみるとこちら側は歩道も一面真っ白。一応人が歩ける程度には除雪されてるけど、中途半端に雪がないせいで凍結してる部分があって逆に危ないです。

旭川駅東側に架かるこの橋は氷点橋。それまでは大きく迂回していた旭川駅と対岸の間を短絡する橋として2011年に架橋されたもの。
逆にそれまで駅周辺に対岸に渡る橋がなかったのかって感じですけど…(駅を挟んで反対側のクリスタル橋も2013年開業)



雪に埋もれた悪路を歩いてなんとか見本林に到達。駅からはグーグルマップで21分と表示されてたものの、実際には25分ほどかかったので25%増しと言ったところ。やっぱり雪があると歩行速度が大きく落ちてます。

三浦綾子は言わずと知れた旭川出身の作家。氷点や泥流地帯、狩勝峠を読んだことがあったので来てみました。
主婦だった頃から大病を繰り返したり、懸賞で応募した氷点で有名になったりと波乱万丈な人生を送ってきた彼女の歩みが小さな館内に所狭しと並んでて充実。
館内には小説を読めるコーナーもあり、ちょっと読み入って時間潰し。



周辺の外国樹種見本林の中には散歩道もあり、雪に埋もれた林を見ながら散歩してバス停へ。
…とか思いながら歩いてたら地図で表示されてる道が急に雪の中に消え、雪が深すぎて靴の中に入ってくるレベルで前進不可能なのでUターン。

・神楽4条8丁目→1条7丁目 16:44 旭川電気軌道 80系統 春光6条9丁目行き



中央バスの旭川バスターミナル。中央バスの道内都市行きの高速バスはここから発着。
札幌とかもそうだけど、北海道ではちゃんと建物付きのバスターミナルがよくあるので冬でも安心ですね。

駅前のイオンで買い物後、一度ホテルに入ろうと思ったらホテル近傍まで行く無料バスがあったので乗車。

・旭川駅前→常磐公園 17:30 旭川電気軌道 雪祭りシャトル 会場行き



で、混んでるし放送も無くてどこ走ってるか分からないうちに終点まで来てしまったので雪祭り見学。



ステージも出てたけど形のせいかパリピみたいな音楽流してるのに背景マヤのピラミッドっぽくて…正しくはアイヌのイメージなんでしょうけど。



気温が高かったせいか雪像が恐ろしいことに。赤十字のマークが溶けて十字架を心に背負った犬にしか見えない問題。



ツルツルの歩道に苦戦しながらホテルへ。
旭川常盤ロータリー。いわゆるラウンドアバウトではなくロータリー交差点というもの。



平和通買物公園。ここも一応雪祭りの会場のはずだけど人影はまばら。
公園自体は旭川駅までの1kmに渡って恒久歩行者天国として整備されてます。



ユジノ・サハリンスク広場。友好都市提携を記念した石碑が建ってるけどイルミネーションの後ろになってて良く分からない感じ。



ようやくホテルにin。窓なし冷蔵庫なしとはいえ一泊2130円で軽朝食付きで優秀。



荷物を置いて街に繰り出して山頭火で味噌ラーメン。値段の割に量も少なくてイメージと違っててちょっと残念。
新千歳ですら同じぐらいの値段でもうちょっと大きいのが出てくるんだけど…



19時のメインストリート。既に人影も交通もほとんどなくて地方都市らしい雰囲気です。あと寒い。
通り歩いてたらいきなりどうでしょうのOP流れてきて何かと思ったら商店街の宣伝でした。さすが北海道。



唯一3・6街だけがネオンが輝いてて華やか。
歓楽街に用はないのでホテルに帰ってずっと持ち歩いて冷やしてたガラナ飲んで就寝。
そういえば今回は日数が長いので着替えを洗濯して使いまわしたんですが、寝る前まで暖房ガンガン掛けてたら一晩で乾いてくれました。強力暖房どんだけ…

inserted by FC2 system inserted by FC2 system