2017年3月8日
・高速舞子→淡路IC 6:55 神姫バス 三ノ宮西浦線 高田屋嘉平公園行き
例によって淡路ICに併設されてる淡路SAで合流するのでパン食べながら待機。朝日に照らされる明石海峡大橋がきれいです。
それにしても淡路SAってミスドも入ってるんですね。びっくりした。
しばらくするとNONE組が到着。再会を喜びながら(3日ぶり)各々朝食を摂り去年ししゃもねこが捕獲された売り場を見学して出発。
今回はほくとハウスに生息するミニオンも参戦。殴るのにちょうどいいのでストレス解消にぴったりです。
もう3月なのに寒かったせいで高速走ってる途中で何回か急に雪が降ってきたりと不穏な雰囲気。
一気に淡路島を抜けて四国に突入。高速で一気に寺の近くまで向かうので時間もかからなくて効率的。
一番札所霊山寺に到着したのは8:20。前回は昼だったので混んでたけど今回は朝なのでまだ静かです。そしてなぜか来てたMBSのカメラを見つけて地元に引き戻される。
怖いパンダも出迎えてくれたので参拝。ここだけはちゃんと参拝しときます。ここだけ。
今日の目標は足摺岬到達。24番最御崎寺まで行って室戸市周辺で宿泊予定です。1日目は1番からスタートんぐぅ
8:28一番、霊山寺
8:33二番、極楽寺
8:41三番、金泉寺
8:54四番、大日寺
9:02五番、地蔵寺
9:20六番、安楽寺
やはり2回目とあって進行はスムーズ。細い道をどんどん切り抜けていきます。
9:26七番、十楽寺
9:36八番、熊谷寺
9:46九番、法輪寺
寺の前で売ってた草餅。美味い!
ついでに草餅買ったらお接待で焼き芋も貰ってホクホク。美味い!
10:11十番、切幡寺
10:42十一番、藤井寺
ここまでポンポンとテンポよく寺を巡り、11:00までの2時間ちょっとで早くも11寺を巡拝し、次は山奥の焼山寺。前回は険道もとい県道31号線で神山町方面へ抜けましたが、今回は安全な20号線→21号線のルートを利用。
山間に入るにつれて花粉症患者能年さんには厳しい環境になっていきます。クスリ(アレグラ)をキメて鼻にぷしゅぷしゅして必死です。
特に何の問題も無く行程を消化していると車内の雰囲気がダレてくるのが難点。ししゃも猫の扱いもだんだん雑になっていきます。
寺の巡拝がスムーズになってくると心配になってくるのは今日の宿。実は昨日の時点で室戸に良さそうなモーテルが3部屋空いててたものの、ここで確認すると既に満室。しかも周辺の数少ない宿泊施設も更新すると空室が減って行くような状態だったので決断を迫られることに。
とはいえ既に高知県東部全体でみても微妙な宿しか残っておらずどうしたものかと考えましたが、現状予定をどんどん巻いて行ってることから高知市近郊に宿を取れないかと試算。
結果、室戸を通過して27番まで巡ってから去年も泊まった高知市のホテルに入ることを決心。去年の2日分の行程を1日で巡るという一見無謀すぎる計画を作成。しかもホテルのチェックイン締め切りが23:00と、この時点では割とギリギリでいきなり初日から山が押し寄せてきています。
ついでに、明日以降の宿も既に少なくなっていたため3日目の宿までまとめて確保。ひとまず最終日以外の宿問題は解決ということで一安心。四国はいつも宿に困ります。
山の上が白くなってるのが見えたのでどうかと思ってたら、山の上は予想以上に雪景色。
ここ数日の間に一気に積もったのがえらい勢いで溶けてて上からびしゃびしゃ落ちてきます。地面からは放射冷却がマッハ。
幸い凍結はしてなかったので無事駐車場に到着。標高700mの焼山寺はまだなかなかの積雪量。去年はもっと早い時期だったけど雪の塊が端に積んであるだけだったので、この大雪はちょっとびっくり。
日陰はえらいことになってます。もう3月も3分の1終わりつつあるとは思えないほど四国は雪国でした。
11:57十二番、焼山寺
向かいの山の中腹にも集落が点在。周りの木が白っぽいので残雪がある程度には高高度にある模様。
13番へ向かう道も前回は真っ暗な中ウサギが飛び出してきたりしたけど、今回は平和な昼下がりの風景です。
途中かなり狭い道を抜けたところにある駐車場に停まってた観光バス(短尺ガーラ)を見て運転技術に感動。
大日寺の駐車場に着いた時に鳥糞食らってことが発覚。一層能年さんの鳥に対する恨みが募ります。もっと鳥食べてかないと。
13:04十三番、大日寺
今年は明るいけど工事中。
次の寺にはお目目ぱっちり小僧。怖い。
13:25十四番、常楽寺
13:34十五番、国分寺
13:43十六番、観音寺
14:04十七番、井戸寺
徳島ラーメン東大にin。今日は餃子セット。卵は割るのに思いっきり失敗したけど味は一緒なのでセーフ。
最近は近所でよく食べてる徳島ラーメンだけど飽きませんね。かぼす添え餃子も美味い。
店出たのが15時前。余裕時間が消えて若干の遅れに転じ、このままだと高知到着が23時オーバーになってしまうので大急ぎで巡拝再開。
15:17十八番、恩山寺
必死で登山。山登ってるうちに本当に気分悪くなる人が続出(2名)。なんだかんだで毎回四国に来るたびに酔ってます。
16:03二十番、鶴林寺
16:26二十一番、太龍寺
勇気ある撤退も必要。
16:45二十二番、平等寺
17:10二十三番、薬王寺
既に陽が傾きつつある中、一路室戸岬へ。
延々海しかありません。この先はオセアニア。
18:20、室戸岬に到着。ギリギリまだ夕焼けが残ってました。
夜になったせいか海から吹きつける風が激しく、いくら南とはいえかなり冷え込んできて長時間居たくはない感じ。
室戸スカイラインを登ると一気に暗くなり、室戸市街は夜景に。
寺までの道は街灯も無く、風で森の木々が軋む音と風がびゅうびゅう言ってる音しかなくてかなり不気味。
18:41二十四番、最御崎寺
この時点ではかなり到着予想時刻より巻くことに成功したので(去年があまりに時間をかけすぎた)、高知市22時過ぎ到着に修正。
持ってきた裏紙に書かれた行程がどんどん修正されて行きます。こういう時は紙が便利。
19:00二十五番、津照寺
市街地の中なのにかなり星が綺麗。海辺も夜は全く人気がありません。風もかなりの強風。
室戸市中心部に入ると数十kmぶりのスーパーが現れるので、去年も来たサンシャイン(高知のスーパー)で軽食の総菜と明日の朝までの食糧を確保。こういうご当地スーパー巡りも密かな楽しみです。
高知市までは80km。残り2寺を終わらせないと着けません。まだまだ先は長い。
19:29二十六番、金剛頂寺
こんな時間から山を攻めていきます。対向車も街灯もなく、綺麗な星空が広がるだけ。
20:23二十七番、神峯寺
これにて1日目は巡拝終了。1日目は14時間で27寺を消化。
周辺に光源がない山奥の寺では月明かりで自分の影がはっきり出るほど。半月よりちょっと大きいぐらいの月齢でもこの明るさだから満月だと薄明程度の明るさになりそう。
実際電気点けなくても普通に階段を登れるレベルでした。
誰も来ない駐車場で地面にカメラ置いてバルブ。三脚がないのでISO640で絞り解放して30秒露光でこんなもん。肉眼ではさすがにもっと暗いけど、月が明るい割に星もかなり見えてます。
真ん中の線は宇宙ステーションではなく飛行機。800km/hを越えるスピードで巡航中なので30秒で約7kmの航跡を描いてる計算。
この後太平洋沿岸を快走し、かなり余裕時間が発生したので高知市内のすき家で夕食。
ついでに4日目の宿調べたらさっきまで出てなかった高松駅前の安いホテルの空室が現れたので即確保。
結局1日目の時点で全ての宿を確保できたので、後は精神的にも気兼ねなく行動出来ます。
22:30に宿に到着。去年も泊まった高知駅前の櫻館に宿泊。リニューアルされてから年数も浅く、部屋も割と広いのに安いので快適です。
部屋のタイプも去年と同じだけど3人でも余裕。
トイレと風呂も別で、風呂は今時のマンション並の綺麗なユニットバス(本当は大浴場があるけど既に女性用の時間で残念)
ミストとか色々機能もついてたけど使いこなせず。
買い物ついでに高知駅を見学。高架化されて立派な駅舎になったけど夜は真っ暗。
旭川に似てるけどイオンがないのでさらに暗いです。路面電車もとっくに営業終了。
23時を過ぎて各方面の終電が発車する時間。ちょうど回送のアンパンマン列車が発車する音が聞こえたので
旭川に似てるけどイオンがないのでさらに暗いです。そしてイオンがないのでコンビニしか開いておらず、買い物失敗。
早起きだったのでかなり眠かったけど、風呂入ったりしてたら結局1時過ぎ。
今日飛ばしたので明日はちょっとゆっくり出れます。高知で一泊。