東海道放浪紀行

2017年5月21日


21:30就寝、5:30起床。
夜中に気が付いたら隣で寝てた友人の頭を鷲掴みにしてた程度には疲れてたものの、早寝だったので目覚めは爽快。本人も全然気づいてなかったしセーフ。

寝る前に飲もうと思って急速冷却するために冷凍庫に放り込んでたヨーグルトとレモン牛乳が完全に凍結してたので、1時間ほど机に放置。
レモン牛乳は栃木でしか売ってないと思ってたので、スーパーに1個だけ置いてあったのを喜んで買ってたやつ。伊豆で買えるとは。

結局完全には解凍できず、かき氷状態で朝食として消費。
でもおいしかった。



今日はいよいよ関東入り。20時に浦和に行くことしか決まってないので、とりあえず出発して東を目指します。
お世話になった山望館に別れを告げて8:00スタート。玄関も良い雰囲気だった。



ともかく半島を脱出するために熱海へ。沿道にはヤシの木が植わってて南国風。

行先の候補として、箱根・山梨方面、湘南方面、川越方面の三案があったものの、箱根スカイラインがマラソンで通行止めらしく山梨方面へ抜けるのが困難。
ということでまず湘南方面へ向かい、二子玉川に寄ってから川越に行く方針に決定。



トンネルを抜けると目の前に広がる多賀、熱海の景色。
端に見えてる熱海城は歴史的に存在したものではなく、単なる城風観光施設。
こういう系の施設をウロウロするためにまた伊豆来たいけど、地味にどこも入場料が高いのが難点。



狭い傾斜地に張りつくようにビルが立ち並ぶ熱海の街を抜け、神奈川県に突入。いよいよ関東地方に入ったということでプチ盛り上がり。
有名な白糸川橋梁の横を通過。走ってる電車もいつの間にかE231になり関東感満載。



リアル湘南乃風を浴びながら海辺を走り、到着したのは江の島。今日も快晴で日差しが凄い。

こう天気が良いと海水浴客や観光客で周辺の道路は大渋滞。
なんとか江の島に入ろうと試みたものの、グーグルマップで見ると島内まで大渋滞が続いてたので、渡っても観光どころじゃないと渡島を断念。
こういう時にすぐ離脱できるのが自家用車の強み。渋滞に巻き込まれて橋の上で立ち往生してるバスを「大変だねえ」と横目で見ながらさっさと逃走。



江の島行きの車列を離脱したものの、鎌倉方面へ向かう道は基本渋滞気味。
噂のキャバクラ高校前駅(鎌倉高校前)も見たし、湘南乃風と海も満喫したので湘南観光はこれにて終了。
駅の横の有名な踏切(車道には写真を撮る観光客だらけ)を突破して内陸へ迂回。



県道304号線→32号線→312号線と乗り継いでいくと、突然ちょん切られた高架が出現。バイパスの延伸工事現場かと思って調べたら、逆に延伸を断念した312号線の終点とのこと。

神奈川県道312号線は藤沢市の川名交差点から先、江の島方面まで伸びる予定だったのが、川名緑地の環境破壊への反対運動を受けて工事が中断したままになってるらしい。
確かに延伸部の高架上には建設機械などはなく、ガードレールで封鎖されて延伸の望みは薄そうな感じ。
今回のドライブで未成道や旧道、廃道の類いをいくつも見てきたおかげで道路に興味が湧いてきました。割と面白いかも。



住宅街の間を抜けたり、突然現れた畑の間をウロウロしたりと迷走しながらも、ようやく東京都、二子玉川に到達。
目的は当然「二子玉川メトロノーム」探訪。友人の希望とはいえ、前回の訪問から1年経たずにまた二子玉川に来ることになるとは。
オシャレタウンなので基本用事ないはずなのに。



見覚えのあるこの風景再び。詳細は去年来た時のブログ参照。
そういえばinouって11月で活動休止してたんですね。最近知った。



同じく見覚えある風景2。
それにしても暑い。日差しは照りつけ、気温は32度と完全に7月のような天気。
昨日の朝の御前崎の寒さが嘘のようというか、東京だけ季節が歪んでるのかというレベル。むしろ去年8月に来た時の方が曇ってて暑さマシだったような。



さらに北上して埼玉方面へ。
昼飯も食べてないのに15:00前になったので沿道の山田うどんにin。関東来たら行ってみたかった店の一つ。
ちなみにもう一つの日高屋は駐車場付の店舗がほとんどなく、夜に行くことに。



ざるラーメンとミニパンチ(もつ煮込み)。
暑すぎるので冷たいラーメンは嬉しい。山田うどんは美味くないと聞いてたけど、390円でこれなら十分。



川越に到着した頃には既に日も傾いて夕方の雰囲気。
道中ちょっとしたハプニングがあったけど、延々車内で「おいち~~~(^ω^)」とか言ってたのに本当に危険を感じると一気に静かになるから面白い(後から考えたら)。

川越は3か月ぶり2回目。前回は雪が舞ってたけど、今日はこの時間でも暑くて夏のよう。
もう17時前なので、さすがに交通量も減ってて、歩道が狭い川越を歩くにはちょうどいい感じ。



こんな古い建物が残ってるのも、川越が空襲を受けず、関東大震災でも大きな被害を受けなかったおかげ。
菓子屋横丁も関東大震災で被災した東京の菓子屋代わりに菓子を製造する拠点となったことで発展してきたそうな(友人談)



時の鐘。今建ってるのは明治の川越大火で燃えた後に再建されたもの。って普通に災害起きてるやん。
この後会う友人に名物のめちゃくちゃ長い麩菓子を土産に持って行く話も上がったけど、さすがに迷惑過ぎるので断念。
ちなみにその麩菓子、周辺のコンビニにもしれっと置いてあります。



人気も少なくなった川越氷川神社。氷川神社ってやたら埼玉にあるイメージあるけど何故。
既に日も沈みかけてるので一周したらさっさと撤退。無料駐車場の出口が半分閉まってて大宮方面へ。ギリギリセーフ。



ああ彩の国に日が沈む。
大宮から電車で20分ほどなのに、田園地帯が広がってて非常に長閑。
遠くには荒々しい関東山地が広がってるのもちょっと感動。方角的には甲武信ケ岳とかその辺?



途中川越線と並走。ここから新木場行きの電車がバンバン出てるのも凄い。
長閑な田園地帯から大都会を走り抜けて海に潜る列車、乗り通してみたいところ。

線路沿いをうろうろして埼玉の夕焼けを眺めてから与野イオンで時間調整。ケーキバイキングをやってるイオンなんか初めて見た。
聞き覚えのあるスポットや見覚えのある沿線風景など、埼玉をたっぷり観光して大満足。



ということで友人宅に迎えに行き、そのまま駐車場のある日高屋へ。
やっぱり5人乗ると後部座席の(特に真ん中の人の)人権が消失するので、4人で良かったと痛感。

久々の再開を喜びながら夜もまた麺類で圧倒的野菜不足。日高屋の油そばは地味にお気に入りなのではずせない。
と思ったら余り物の野菜炒めが大量に周って来て無事解消。



22時になったらお開き。12時間後には教室に座ってるはずなのでそろそろ帰路に就かないと不味い。
復路はただ帰るだけなので真面目に高速で一気に帰ります。

首都高は工事のせいでで渋滞。しかも複雑なジャンクションで誤進入したり失敗して、五反田で降りてしまうという失態。というかカーナビ設定しろよ!



とはいえ流れ出せば下道に比べて圧倒的に速いのが高速。
あっという間に東京都を脱出して西へ(安全な速度で)爆走。この時間だと東名も空いてて快適。



青春エコドリーム号と併走。奈良行きのエコドリームなんてあるとは。しかも2階建て。
4列シートに詰め込まれるエコドリームよりかはこっちの方が快適なはず。精神的には。



0:00ちょうどに海老名SA到着。
こんな時間でも大賑わいで、0時とは思えない風景。



各社の夜行バスだらけ。バスが数列に渡って並んで停められてて壮観。
ウィラーも快適そうだし1回は乗ってみたいけど、どこ行くにも飛行機の方が…となってなかなか夜行バス自体を使う機会がない。



土産を買ったりして出発。御殿場からは新東名に入って時間短縮を試みます。
新東名は道路規格だけでなく、SAなどの施設も充実しててシャワーのあるところも多かったりと有能。



ということで静岡SAにinしてシャワー休憩。施設も新しくて綺麗で便利。こんな時間だとSAもガラガラだし。
時刻は2:30。今静岡にいるのに4時間後には兵庫に着いてることを思うと静岡も東京も意外と近い。



さらに西進。
1分おきぐらいに夜行バスと出会ってさすが大動脈。しかもほとんどが名古屋か大阪行き。新幹線や飛行機とも競合するこの区間でこれだけの頻度で夜行バスが運行されてるのも冷静に考えると凄い。



岡崎あたりで空が白み始め、滋賀県に入るころには完全に夜明けモード。
大津で乗務員交代をして後部座席へ。岡崎~草津の記憶がないものの、まだまだ眠いので残りは仮眠。



で、次の瞬間には西宮。あまりに深かった眠りに今日一日の生活が思いやられます。

この後コインロッカーに荷物を預けて何食わぬ顔で登校。そして眠すぎて死亡。

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