第2回香川うどん紀行

なぜか夏にNONEでうどん食べに行くのも定例会扱いになってたのでうどん紀行です。

2017年8月6日


いつも通り淡路SAで合流するのでバスで淡路島へ。舞子から410円、6分で渡れるので便利。朝は割と本数あるし。
淡路島内行きバスは予約制じゃないので気軽に乗れるけど、盆は混んで乗れなかったりしそうで怖いのが難点。



大阪から来た能年さん、ほくとニキ、そして能年さんの先輩の山本さん(仮名)と合流して四国へ。
人数が増えると交通費が安くなるのが嬉しいところ。バスでも片道2500円かかるのが往復3000円に。

車内でJR北海道の社歌を熱唱しながら新作(しらゆき)を披露したりしつつ四国へ。
今夜から台風が接近する予報ではあるものの、現時点では予想に反して快晴で海も穏やか。



一軒目、山下。
夏休み中の日曜のうどん紀行は多客に阻まれるかと思ったら、まだ10時台だからかそうでもなくて安心。



ぶっかけ小(280円)、鶏天(130円)

ギチギチの麺にレモンを掛けただけのうどんが何故こんな飽きない味なのかは不明。
ほくとニキ的には四国で一番美味いうどんなのも納得。四国に行ったら是非訪れて欲しい名店です。



次はなかむらうどん。混んでそうだから行く予定はなかったけど、近所なので一応様子を見に行ったら割と列が短かったので並んでみることに。
開店前から並ぶよりは待たなくて済む代わりにえらい暑いので苦行。今日の高松の最高気温は36度との予報。そりゃ暑いわ。



かけうどん(冷)(220円)

3月に来た時に出汁が猛烈に美味しかったので注文したら、出汁が魚感溢れる風味のに変わっててビビる。
多分季節によって変えてるので春に来ないとダメだ(前のやつの方が好きだった)



車から見えた蓬莱ニューマンション。モンキーパーマ(TEAM NACSの出てた人形劇)に出てきそうな胡散臭い名前がウケる。
ニュー天竺って中華料理屋とか周りにあったら面白いのに。



瀬戸大橋の根元へ。こうやって見ると道路も鉄道もえらい高さを走ってることが分かります。
橋脚が普通のとは違って脚の間にコンクリートが詰まってるのが独特。バブルの勢いで潤沢な予算をじゃぶじゃぶ使ってコンクリートを詰めたものの、予算が尽きたので途中から鉄製の貧弱なものになってます(多分嘘)



たまたま地図見てて発見した瀬戸大橋記念館。入場無料と冷房付きという重要な2点を満たしてたので入館。
しかも無料の割にめちゃくちゃ充実してます。プロジェクトXもやってたから見始めたら全員見入って結局最後まで完走。
そしてEDのヘッドライトテールライトを聞いて何もやってないのに達成感に包まれるところまでテンプレ。



模型も充実。スケールも形態も様々ながら、ほぼ必ず昔のマリンライナーが走ってます。そして新幹線が走ってる模型があるのもお約束。

瀬戸大橋、19世紀に大久保諶之丞が「塩飽諸島に橋掛けたら便利なんちゃう?」と言ったのが構想の始まりらしいですが、「100年後には香川から宇宙船が出て月行けるんちゃう?」とも言ったらしく、展示の後半では宇宙エレベーターやらの展示が。
適当に言っとけば何でも出来ると思いやがって



屋上の展望台からは瀬戸大橋を一望。一つ一つの橋は短いけど島伝いに岡山まで橋が繋がってるのが見えるので迫力があります。
ここ来るまでに車から見えた鉄道のアプローチ部も高架が入り組んでてかっこいいのでお気に入り。



高松方面へ海沿いを走行。橋のシルエットが浮かんでかっこいいです。
海を見るのは好きなのでこういう海沿いドライブはかなり楽しい。そして前日の睡眠時間が20分だったほくとニキは沈んでいったので、文久三年の代わりに新宝島を大音量で歌って無理矢理叩き起こす。



ノリで山を登って根香寺に来てしまったので参拝。こないだは集団遍路がいて境内がぎゅうぎゅうだったけど、今日は境内に参拝客もいなくて静か。蝉の声だけが響き渡ってて夏の山寺感爆発。

そろそろ腹にも余裕が出てきたので、山を下りて高松運転所で2600系見て盛り上がったところで初見のうどんバカ一代へ。高松運転所の敷地内にJRバスが駐車してあってびっくりした。



釜バターうどん(小)(490円)

食べてみたかったうどんバカ一代の釜バター。ちょっと前に家でやったら失敗してめちゃくちゃ不味かったので不安だったけど、やっぱり店で食べるとちゃんと美味しい。
バターの塩味のおかげでむしろ普通の釜玉より食べやすいです。ただ独特のうどんだからか個人差があるようで、山本さんは「口に合わんなあ」とのこと。
関係ないけど熱いうどん食べて暑くなってから入ったトイレが明らかに自然界に存在しない気温で死ぬかと思った。


店を出たら急に空模様が西から不穏になってきたので、とりあえず高松駅の近くのマルナカにin。
四国名物のカップ入りアイスクリンを賞味。近所でも売ってるコーンに入ったやつとは全然味違ったけど、これはこれで旨かったので良し。
マルナカ、店内に休憩スペースがあって休憩地点として使い勝手が良いので、安い食料が大量に売ってる道の駅として使えて便利。



なんとか雲は高松に雨を降らすことなく逸れて行ったので、再び海沿いドライブ。県道150号線から36号線を乗り継いで屋島寺と八栗寺の周りを囲い込みます。
150号沿いはほとんど木で海が見えなかったのでなんやねんと36号に入ると、沿道には砂浜が現れていい感じ。
岬の北端には庵治温泉もあって、綺麗な夕陽が見れそうなので是非泊まってみたいところ。



海水浴場に降りてみると空模様は微妙だけど穏やかな海。
岩場にはカニが生息してたりサザエの貝殻が大量に転がってたり(BBQの跡ではなく)と海洋生物ウォッチも捗ります。


忍者もいました。



上を見れば大陸方面から関空に降りる飛行機ウォッチも可能。望遠レンズで覗けば大韓や中華航空がバンバン飛んでくるのが見えて楽しいです。
写真からはレジ番は読み取れないけど中華航空のA330(B-18315)。



夕方の海を見るのが好きなので満足。最後のうどん屋へ向かいましょう。



ということで通過定点。なんだかんだもう5回目になる山田家。



釜ぶっかけ(570円)

5回来て未だに釜ぶっかけとざるぶっかけ以外食べたことがありません。うどんすき(3300円)とかも気になるけどこれが外せない。
天ぷらも非常に美味しいので、皆さんも是非複数人で注文してみて下さい。

座敷が快適で、SAで休憩する代わりにと結局閉店間際までグダグダしてから撤退。
江戸時代に建てられて文化財指定を受けてる立派な建物で、泊まりたくなるほど居心地がいいです。客が誰もいなくなり、厨房から洗い物を洗う音だけが聞こえてくる様子はそれこそおばあちゃんの家。



その後台風の接近で急激に風が強まり、途中休憩したSAで大雨に降られるも無事帰還。
鳴門海峡はかなりの強風で50km規制だったのに明石海峡は穏やかで安心。バスをタッチの差で逃したので兵庫まで送ってもらって解散。お疲れ様でした&ありがとうございました。

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