名古屋道央紀行

2017年2月16日
最終日。どこ行こうかと色々考えてたけど札幌は昨日のうちに一通り全部見ちゃったので…



大通付近はこの通りほとんど雪がなくて本州の都市と変わらない雰囲気。気温もプラスで今日はさらに上がる予報。北海道らしからぬ暖かい一日になりそうです。



札幌駅前のバスターミナル。ここから小樽方面へは終日5~10分間隔で高速バスが出てて素晴らしい利便性。

・札幌駅前バスターミナル→住吉神社前 9:25 ジェイ・アール北海道バス 高速おたる号 小樽駅前バスターミナル行き

なわけで小樽行きます。車内は自分含めて乗客2人。



宮の沢までは下道を走りながら道端のバス停にも停車し、札幌西ICから高速へ。
銭函まで来ると車窓には石狩湾が。高速の途中でも住宅街に近いところのバス停に停車して乗客を回収。



小樽市内に入って高速を降りたところで気になったので下車。5分ほど遅れてたせいか、すぐ後ろに続行のおたる号が来ててかなり過密。
バス停のすぐ近くに住吉神社を発見。凍結した参道と階段を見て鬱になりながら本殿目指して歩きます。



なんとか上ってがっちり囲まれた本殿に到達。
ちなみに明治までは墨江神社と呼ばれてたらしいけど、墨江といえば大阪の住吉大社の南側の地名だから多分その関連。



広報車が落雪注意の放送流してたけど、確かに気温が上がって危なそうな雰囲気。実際水がびしゃびしゃ落ちてきてたし。



南小樽駅を越えてメルヘン交差点へ。中国人観光客で埋め尽くされてて一気に異国情緒漂う雰囲気。
でも北海道からしたらじゃんじゃんお金を落としてくれるお得意様なんですよね。目の前で5万以上するオルゴールをポンと買って行くのを見てビビりました。



今度は小樽運河。噂通りすごい混雑です。てか気温6度とか表示されてるし…



手宮線廃線跡。でも雪があると全く分からないので軽くスルー。雪がないときは残ってる線路の上を歩けたりするそうな。



小樽文学館。たまたま通りがかったらサカナクションの企画展やってるらしいので入場。
全然知らなかったけど山口一郎氏って小樽出身だったんですね。サカナクションの音楽の元になった本も紹介されてたりしてて見ごたえたっぷり。あとメッセージボードに誰かが描いた怪しい絵が…



小樽は意外と坂の町で海から小樽駅まで緩やかな坂になってます。道も駅周辺は除雪されてるのでそれほど困らないです。



駅前の店でまつさんオススメの「ぱんじゅう」を購入。1個80円のクリームやチョコが入ったベビーカステラと言ったところ。美味。



駅の近くには人気のない商店街。同人ショップっぽい雰囲気の店もあったから入ったけどちょっと方向性が違ってたので撤収。



ちょっと上野駅っぽい小樽駅。駅の前に高速バスの乗り場も併設してます。
道路を渡ったところにはスーパー(長崎屋)もあってちょっとした地方都市っぽい雰囲気。ちなみに長崎屋の3階と4階にドンキが入ってたのでなんでいきなりドンキが?と思って調べたら長崎屋自体がドンキの子会社になったんですね。

小樽の街自体が観光客向けなせいか、駅周辺に軽く食べれるチェーン店はほぼなし。駅に入ってたバーガーキングで昼飯を食べ、まだ時間があったので何か見る所はないかと調べてから帰りのエアポートのuシート確保して行動再開。



駅の近くの住宅街の一角にある龍宮神社。幼稚園と一体になってて入って良いのかちょっと躊躇いました。綿津見三神を祀る神社です。



社殿の横には神社の創建に携わった榎本武揚の像と碇が。神社があるところは元々アイヌの祭場だったそうです。
像の向こうは函館本線の線路。ちょうど列車が通過する音がしたけど雪が高過ぎて全く見えず。



最後に海が見たいと思って海沿いへ。例によって15時を過ぎると2月でも夕方の風景。運河も観光地という印象が強いけど、端の方に来ると港町っぽい殺風景に変わります。



小樽港。灰色の空と鉛色の海。冬の日本海側に来たら見たかった北の港の風景です。演歌みたいな世界観。
でも湾内とはいえ海がえらい静かなのは意外。日本海側だしもっと荒れてるのかと思ってたんですが。



レンガ倉庫は現役のものもあり、一歩メインの道から外れると本当に雑然とした港町の姿が。交差点の名前も「港町」と直球です。



それでは家に帰ります。
一応uシート押さえてたら733が来たのででちょうど良かったです。自由席もクロスシートの721ならまだしも、1時間以上荷物抱えてロングシートはさすがに辛いです。

・小樽→新千歳空港 サハ733 3205 15:30 快速エアポート160号 新千歳空港行き 12A



海辺を快走。意外と札幌までは空席も目立つので快適。
小樽から新千歳までは72分かかるので520円追加するだけで確実に座って行けるのでかなり有用。でもuシートも車内の雰囲気が225っぽさが否めないのは秘密。



早めに新千歳着いたので展望デッキ上がろうとしたら冬季閉鎖中。デッキ下のフードコートの所からちょっとだけ観察したけどガラスのせいで写真も撮りにくいし微妙。



普通のエアアジアかと思って適当に撮って帰ってから確認したらJA01DJ…一応動かしてるんですね。これも最初で最後になりそうだしもっとちゃんと撮っとけばよかったと後悔。
そういえば放送でJTAの沖縄行き云々って放送してたから季節運航便かと思ったらチャーターでJTA3074便ってのが運航されてた模様。知ってたら撮りに行ったけどなあ…



早く来たのでここもまだ空いてたので見物。フライトシュミレーターがあったけどさすがに子供向けシュミレーターに一人で凸る勇気がなかったので断念。



見てみたかった国際線ターミナル。地味に国内線からは歩いて数分かかる程度には離れてます。
時間的にもあとは韓国と台湾行きのが数本あるだけで特に面白くありません。雪の中飛び立つスクートとかハワイアンとか見てみたい。



フードコードでうどん食って土産物屋でカツゲンないかと物色してなんとか発掘。昨日飲み損ねたこともあり最後に飲んどきたかったのでギリギリで駆け込みセーフ。
関係ないけど搭乗ゲートの目の前に置いてあるテレビでアイカツやっててなんか笑った。

余裕ぶっこいてグダグダしてトイレ行ってたら搭乗手続き始まって結局土産は買えず。まあ札幌ぐらいすぐ来れるから良いでしょう。

・新千歳空港→神戸空港 JA73NU 19:00 SKY178便 神戸空港行き 26A

離陸直前に滑走路脇を列車が通過したので調べたら時間的にスーパーとかち7号だった模様。めちゃくちゃ線路近いです。



札幌線ではキットカットに加えてコーヒーも無料。ここまで来るともう大手と同レベル。でもいま得で札幌神戸5500円と破格。



新潟を過ぎるとやっと厚い雪雲が晴れて下が見え、20:14に高岡市付近を通過。



綾部市上空から京都市方面。
夜間のフライトは帰ってからフライトレーダーで確認しないとどこ飛んでたかが分からないけど、どこの街も夜景が綺麗なので最近はお気に入り。

徐々に高度を落として明石市から瀬戸内海に出たところでやっと肉眼で現在地を把握。そこからは滑らかに神戸空港に進入して20:48に着陸。



乗ったやつ。端っこのスポットってあんまり使ったことなかったけど地味に先月の鹿児島に続いて2回目。
予定より20分ほど早く着いたので、実質飛んでたのは1時間40分。それでも飛行機で2時間近くかかるので北海道はやっぱり遠い。

・神戸空港→三宮 2608 21:10 三宮行き

神戸市の人口は札幌より少ないのに都市圏人口が馬鹿でかいせいで電車も混んでてなかなか辛いところ。

6日間名古屋と北海道で遊び回って交通費、宿泊費、観光、食費全部足して4万ちょっと。往路の飛行機のマイル利用があったとはいえ毎日一泊2000円ちょっとの宿だったのが大きいかも。

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